食器について

2012-12-10

お茶を愉しむ際、お茶自体の味はもちろん大事なのだが、器もまた重要であることは誰もが頷けるであろう。
桃山時代の茶人、千利休も道具の面では、これまでの名物観を否定し、新しい高麗茶碗や瀬戸茶碗をとりあげ、さらに楽長次郎に命じて楽茶碗を創作するなど茶器へのこだわりを持っていました。

お茶は日本や中国などのアジア文化ですが、紅茶に関してはイギリスが一番の歴史を持ちます。
中でも誰でも耳にしたことがある『ウェッジウッド』はイギリスで1700年代に誕生した陶器メーカーであり、英国王室をはじめ、ヨーロッパ各地の王侯貴族からも高い評価を得ました。きめ細かく輝く素地に鮮やかに映える絵柄や、洗練されたシェイプは実に多種多様ですが、その全てに伝統のクラフトマンシップが息づいており、「質の高いテーブルウェアをより多くの人に」というジョサイアのスピリットは創業当時から変わらずに受け継がれ、現在も多くの人々を魅了し世界の食卓を彩っています。

※写真はウェッジウッド『グレンミスト』定価6300円


※写真はウェッジウッド『ワイルドストロベリー』定価7350円

『リチャードジノリ』という名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
リチャードジノリは、イタリア、フィレンツェに誕生しました。ルネサンスの時代から現代までこよなく芸術を愛し、生活のすみずみにまで美を採りいれてきたイタリアの伝統が、リチャードジノリを育てました。長い歴史の中で磨かれた、その美しさ。 人々の暮らしのさまざまな場面と溶け合いながら形造られた、豊かなバラエティがジノリの特徴です。

※写真はリチャードジノリ『イタリアンフルーツ』定価12600円


※写真はリチャードジノリ『ボンジョルノ プルーン』定価10500円

その青と白の世界に吸い寄せられそうになる『ロイヤルコペンハーゲン』
デンマーク王室の暖かな加護を受けて育ち、すばらしい作品を生み出してきました。日本の有田焼の影響もあり、コバルトブルーの唐草模様は繊細で格調高い職人の心意気を感じます。王室ご用達であるその王冠のマークは3つの海峡を表す波線と共にロイヤルコペンハーゲンの頭上に輝き続けています。

※写真はロイヤルコペンハーゲン『ブルーフルーテッド フルレース』定価42000円


※写真はロイヤルコペンハーゲン『ブルーフラワー』定価12600円

当店では上記のカップの他にもたくさんの上質な食器をご用意しております。
コーヒーや紅茶を飲むという普段と変わらない些細なできごとでも、普段と違った空間で過ごす時、些細なできごとではなくなります。
そのひと時がより素敵な時間になりますように、紙コップやありきたりのマグカップでは感じられない、上質なカップやソーサーで愉しむということもまた重要と考えています。